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毎月分配型は投資不適格か?

ついに昨日FIRE本を購入。

曲がりなりにもトレーディングを生業にしていたので、立ち読みする限り購入は不要と思っていた上、この時代ネットを散策すれば大抵の情報は入ると思ったが、本好きな性分、且つ試行錯誤の時間を減らしてキャピタル損もさることながら、投資期間を無駄にしたくなく、また人生の大きなターニングポイントとなり得るFIREに踏み切るなら1センテンスでも心に刺されば1000円や2000円安いものと思料。本のレビューなどが記事になるのか。そういったものは追々。格好をつけてみたが、実を言えば株や投資信託は素人(生業は為替や金利デリバティブであった)なので、知らないことも大いにある懸念有り。

 

最近は日経にもFIRE絡みの記事が出る。ほか多くの記事でも、志向されがちな毎月分配型を避けるべきであると指南されている(日経に関しては、テスラ等の新興企業をインデックスに組込み割高化させているS&P指数へ投資警鐘記事もあり、結局何が良いのかわからない訳だが)。

あれこれ思いを巡らせていたが、論より証拠ということで、先ずは足下のトータルリターンを比較してみることに。

 

銘柄 トータルリターン(1年) 信託報酬 (税込)/年 ネット
三井住友DS-グローバルAIファンド(為替ヘッジあり予想分配金提示型) 56.41% 1.93% 54.49%
三井住友DS-グローバルAIファンド(予想分配金提示型) 63.06% 1.93% 61.14%
アライアンス-アライアンスバーンスタイン米国成長株投信C毎月H有予想分配金提示型 34.58% 1.73% 32.85%
アライアンス-アライアンスバーンスタイン米国成長株投信D毎月H無予想分配金提示型 41.32% 1.73% 39.59%
大和-ダイワJ-REITオープン(毎月分配型) 33.76% 0.79% 32.97%
ニッセイ-ニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算型) 43.81% 1.73% 42.08%
東京海上東京海上・グローバルペット関連株式ファンド(為替ヘッジなし) 48.87% 1.68% 47.19%
東京海上東京海上・グローバルペット関連株式ファンド(為替ヘッジあり) 41.33% 1.68% 39.65%
ニッセイ-ニッセイ世界リートオープン(毎月決算型) 42.27% 1.65% 40.62%
大和-ロボット・テクノロジー関連株ファンド-ロボテック-毎月決算/予想分配金提示 38.68% 1.82% 36.87%
ニッセイ-ニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算型) 43.81% 1.73% 42.08%
インデックス
SBISBI・V・S&P500インデックス・ファンド 44.05% 0.09% 43.96%
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 44.31% 0.10% 44.21%
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 40.35% 0.11% 40.24%
SBISBI・V・全米株式インデックス・ファンド N/A 0.09% N/A
テックインデックス
三菱UFJ国際-三菱UFJ NASDAQオープンBコース 47.66% 1.67% 45.99%
三菱UFJ国際-三菱UFJ NASDAQオープンAコース 40.37% 0.15% 40.22%
大和-iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 47.08% 0.50% 46.59%
三菱UFJ国際-eMAXIS NASDAQ100インデックス N/A 0.44% N/A

 

と、データを並べてみたが何とも言えない。

平均年間リターン税込みを4%をターゲットとしている中で、全指数もテック系指数、テーマものでも、すべてが年率40%と爆謄している中で、考察がかなり難儀。

FIREムーブメントや個人の投資志向の高まり、何よりグローバルな超金融緩和下(禍)でリフレトレードのチキンレースが行われている環境で、冷静にリアリティのある思考できないのが正直なところ。

今日はここまで。<1:11>